財務会計論(計算)

連結税効果その2 評価差額・その他の論点 (2020年8月2日・財務会計論)

短答式試験まで 291 日

論文式試験まで 380 日

評価差額に対する税効果会計

考え方

  • 評価差額は、税効果相当額を控除した額を資本として計上
  • 評価差額は、子会社に帰属するので、子会社の税率を用いる
  • タイムテーブルでは税効果相当額を控除して計上する

会計処理

  • 支配獲得時
    土地 XXX / 評価差額 XXX
           繰延税金負債 XXX
  • 売却時・減価償却時(評価差額の実現時):
    土地売却益  XXX / 土地 XXX
    繰延税金負債 XXX / 法人税等調整額 XXX

親会社と子会社で税率が異なる場合

  • 基本:帰属先の税率を用いる
  • 評価差額子会社の税率
  • 未実現損益
    • ダウンストリーム親会社の税率
    • アップストリーム子会社の税率

税率変更の会計処理

未実現損益に係る税効果

  • 税率変更無視
  • 理由:売却時点で完了しているから

評価差額に係る税効果

  • 再計算する
  • 修正差額は、法人税等調整額として処理
  • 当該法人税等調整額計上による、利益の変化は、非支配株主に按分される
  • タイムテーブルには、税率変更項目を追加する
  • のれんの修正は行わない

予想される問題

  • 評価差額における連結税効果会計に関する問題

今日やったこと

  • 評価差額における連結税効果会計の論点
  • 練習問題

明日やること

  • 復習
  • 答案練習