財務会計論(計算)

持分法会計 (2020年8月7日・財務会計論)

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持分法会計まとめ(持分法会計)

  • 利益・資本に与える影響は連結時と同じだが、B/S の合算は行わない
  • 20%以上、50%以下で適用
  • 一行連結
  • 収益計上時:投資有価証券  XXX  / 持分法による投資損益  XXX
  • 費用計上時:持分法による投資損益  XXX  / 投資有価証券  XXX
財務諸表 修正仕訳 利益・資本に与える影響
連結会計 合算する 通常の連結修正仕訳 おなじ
持分法会計 合算しない 持分法独特の一行連結 おなじ

のれん・損益の計上・剰余金の配当・評価差額・取得関連費用(持分法会計)

のれん

  • のれん償却額の仕訳:持分法による投資損益 XXX / 投資有価証券 XXX
  • 負ののれん発生益の仕訳:投資有価証券 XXX / 持分法による投資損益 XXX

損益の計上

  • 関連会社の当期純利益のうち、当社に帰属する割合を計上する
  • 投資有価証券 XXX / 持分法による投資損益 XXX

剰余金の配当

  • 剰余金を配当すると、収益と資産が二重に計上されてしまうので、その分消去する。
  • 収益は、受取配当金を消去する。
  • 受取配当金 XXX / 投資有価証券 XXX

評価差額

  • 連結会計と同じように、取得時の評価差額は、持分法適用会社の資本とする
  • ただ、部分時価評価法の考え方を採用するので、追加取得・段階取得時に評価差額は新しく考慮する必要がある
  • タイムテーブルの書き方も連結会計とすこし異なる。

取得関連費用

  • 連結会計と異なり、取得関連費用は、取得原価に含める

税効果(持分法会計)

  • 税効果を適用すると、評価差額は(1-税率)を掛けた額になる。
  • つまり、のれんの計上額に影響を与えるので注意が必要。

段階取得・追加取得(持分法会計)

段階取得

  • 原則:追加取得と同じ。
  • 簡便法:取得原価の合計額で、段階取得時に一括して取得したものとして処理する。(この方法は、段階取得前の投資成果を組み込んでいないので厳密ではない。)

追加取得

  • 部分時価評価法なので、取得時に毎回評価差額を計上する
  • 取得時ごとの評価差額に基づいて、毎回のれんを計上する。
  • のれんは別々に償却する。(合算しない)

持分法会計から連結会計への移行(持分法会計)

  • 支配獲得時に最初から連結会計をやり直す
  • 段階取得に係る差益持分法会計による子会社株式の資本変動分を控除する必要がある。

その他有価証券評価差額金(持分法会計)

  • 連結会計と同じように処理すればよい
  • 前期の変動分:投資有価証券 XXX / その他有価証券評価差額金ー当期首残高 XXX
  • 当期の変動分:投資有価証券 XXX / その他有価証券評価差額金ー当期変動額 XXX

未実現損益(持分法会計)

  • ダウンストリームでも、アップストリームでも投資会社持分担当割合しか消去しなくてよい
  • 内部取引や債権債務の相殺はない。(そもそも片方がB/Sに計上されていないから)
  • ダウンストリームの場合は損益計算書項目、アップストリームの場合は資産項目を優先して消去する
  • 当期末未実現損益
    • 棚卸資産
    • ダウンストリーム:売上高 XXX / 投資有価証券 XXX
    • アップストリーム:持分法による投資損益 XXX / 商品 XXX
    • 非償却性資産
    • ダウンストリーム:土地売却益 XXX / 投資有価証券 XXX
    • アップストリーム:持分法による投資損益 XXX / 土地 XXX
  • 当期首未実現損益
    • 棚卸資産
    • ダウンストリーム:利益剰余金ー当期首残高 XXX / 売上高 XXX
    • アップストリーム:利益剰余金ー当期首残高 XXX / 持分法による投資損益 XXX
    • 非償却性資産
    • ダウンストリーム:利益剰余金ー当期首残高 XXX / 投資有価証券 XXX
    • アップストリーム:利益剰余金ー当期首残高 XXX / 土地 XXX

予想される問題

  • 持分法会計から連結会計への移行問題
  • 持分法会計の未実現損益問題

今日やったこと

  • 持分法会計の論点
  • 練習問題

明日やること

  • 包括利益の続きの論点