短答式試験まで 253 日
論文式試験まで 342 日
目次
追加材料の投入によって製品数量が増加するケース(追加材料)
基本方針
- 材料別に増量割合を見積もり、生産データを分割
- 追加材料にボックスを作る
- 非度外視法の場合:正常仕損費の負担割合は、発生点における実在量比で按分する(増量後の割合であることもある)
定点投入の場合
- 増量割合は常に一定
平均的投入の場合
- 増量割合は、進捗度合いにより異なる(月初仕掛品・完成品・正常仕損・月末仕掛品で分割割合が異なる)
工程別総合原価計算の概要
工程別総合原価計算の目的
- 正確な製品原価計算
- 原価管理・責任会計
工程別総合原価計算の種類
- 累加法
- 非累加法
累加法(工程別総合原価計算)
累加法の計算方法
- 前工程費を、次工程勘定において始点投入材料と同様に計算する
会計処理
- 原則:実際原価による計算
- 補足:工程完了入庫品・半製品がある場合
- 利点:工程間の繋がりを緩め、フレキシブルな対応を行うことができる
- 例外:予定振替価格(予定原価)
- メリット:計算の迅速化、原価管理・責任会計
- 正常市価を用いることもある
非類加法(工程別総合原価計算)
非累加法とは
- 工程完成品原価を次工程に振り替えることなく、最終完成品や工程仕掛品に含まれる各工程費を直接計算する方法
非累加法の種類
- 通常計算方式の非累加法(純粋非類加法)
- 改正計算方式の非累加法(修正非類加法)
非累加法のメリット・デメリット
- メリット:
- 標準原価計算への移行準備
- 原価管理・責任会計
- 計算の迅速化
- デメリット:
- 計算の複雑さ
- 原価管理の追求
加工費工程別総合原価計算(加工費法)
計算方法
- 加工費については累加法、原料費については工程別計算をしない方法
加工費累加法の適用条件(2つ)
- 形式的要件:原料がすべて最初の工程の始点で投入される
- 実質的要件:歩留率が高い(減損率が低い)か、減損の発生状況が毎月ほぼ一定
加工費工程別総合原価計算の位置づけ
- 全原価要素工程別総合原価計算の簡便法
- 直接材料費と加工費を区別して計算する方法
予想される問題
- 追加材料によって生産量が増加するケース(定点・平均的)
- 工程別総合原価計算の累加法の問題
- 工程別総合原価計算の修正非累加法の問題
- 加工工程別総合原価計算の問題
今日やったこと
- 管理会計論の追加材料・工程別総合原価計算の論点
- 管理会計論の追加材料・工程別総合原価計算の練習問題
- 財務会計論(理論)の連結会計の論点
明日やること
- 管理会計論の答案練習
- 財務会計論(理論)の連結会計の論点の続き
- 管理会計論の組別総合原価計算の論点