短答式試験まで 143 日
論文式試験まで 232 日
寄附金に関する典型的な問題の解き方
- 時期ズレの修正:寄付金の認識は現金主義(交際費等は発生主義)なので、会計上の処理とずれることがある
- 仕訳の修正(時価より低い価額で資産を譲渡した場合、会計上で寄附金は計上されないが、税法上では寄付金が計上される)
- 完全支配関係法人に対する寄附金・受贈益の確認:この場合、完全支配関係法人間の損益調整も考慮する必要あり
- 限度額の計算(テンプレートを使う)
- 注意:寄附金の損金算入限度額に関しては、計算に時間がかかるので、本試験で出たときは後回しにした方が賢明
寄附金の分類
- 指定寄附金等:国等に対する寄附金、指定寄付金
- 特定公益増進法人投に対する寄附金:日本学生支援機構、日本赤十字社など
- 一般寄附金:政党、宗教法人、日本商工会議所など
寄附金の損金算入限度額の算定方法
- 指定寄附金等:全額損金算入
- 特定寄附金:覚え方は「ミナコとムツコ2人」
- 期末資本金等×3.75/1,000
- (別表四仮計+支出寄付金)×6.25/100
- (1+2)÷2=特別限度額
- 通常の損金算入限度額:覚え方は「ニコニコ4文字」
- 期末資本金等×2.5/1,000
- (別表四仮計+支出寄付金)×2.5/100
- (1+2)÷4=通常限度額
寄附修正
- 対象:完全支配関係法人
- 処理:受贈益・寄附金の額、子法人の株式を加減算する
- 寄付修正が必要な理由:租税回避行為の防止
今日やったこと
- 租税法の寄附金の論点
- 財務会計論(計算)のキャッシュフロー計算書の論点
明日やること
- 監査論の復習
- 監査論の答案練習
- 管理会計論の問題集
- 財務会計論(理論)の復習