財務会計論(理論)

収益認識 (2020年10月12日・財務会計論(理論))

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収益認識の概要

基本

  • 従来:定められていない
  • これから:IFRS15号の基本的な原則を取り入れる(代替的な取り扱いもあり)
  • 適用時期:平成33年4月1日(2021年4月1日)
  • 会計処理の基本原則:約束した財又はサービスの顧客への移転を当該財又はサービスと交換に企業が権利を得ると見込む対価の額で描写するように、収益を認識

収益認識の5つのステップ

  1. 顧客との契約を識別:法的な強制力のある権利及び義務。書面、口頭、取引慣行等により成立
  2. 履行義務を識別:別個の財又はサービス、一連の別個の財又はサービス
  3. 取引価格を算定
    • 取引価格:企業が権利を得ると見込む対価の額消費税は取引価格に含まれない
    • 算定に当たり考慮すること:変動対価(最頻値と期待値)、重要な金融要素、現金以外の対価、顧客に支払われる対価(リベート・クーポン)
  4. 履行義務に取引価格を配分:独立販売価格の比率
  5. 履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識:履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識
    • 一定の期間にわたり履行義務を充足すると判定する条件(4ついずれか)
  • ポイント:顧客視点に基づく収益認識の考え方である

開示

  • 契約資産と契約負債
  • 注記事項

特定の状況又は取引における取り扱い

  • 財又はサービスに対する保証
  • カスタマー・ロイヤリティー・プログラム
  • 本人と代理人、消化仕入
  • 返品権付き販売
  • 工事契約等から損失が見込まれる場合
  • 出荷基準等
  • 割賦基準・仕切精算書到達日基準

今日やったこと

  • 管理会計論の分権組織とグループ経営の練習問題
  • 財務会計論(理論)の続きの論点

明日やること

  • 管理会計論の答案練習
  • 管理会計論の続きの論点
  • 管理会計論のまとめ
  • 財務会計論(理論)のまとめ
  • 今後の勉強計画