管理会計論

製造間接費会計その 2(部門別計算)  (2020年8月28日・管理会計論)

短答式試験まで 267 日

論文式試験まで 356 日

基準操業度

各基準操業度採用時の操業度差異の意味

  • 実現可能操業度:操業度差異は非原価項目であるべき
  • 正常操業度:操業度差異は繰延処理すべき
  • 短期予定操業度:売上原価と棚卸資産に配賦する
  • 注意:操業度差異は実務上売上原価・製品・仕掛品に配賦する。あくまで理論的にどうあるべきかを考えているだけ

部門別計算総論

部門別計算と単純個別原価計算

  • 部門別計算とは:費目別間接費を原価部門別に分類集計する手続き。第二次の計算段階
  • 部門別計算:製造間接費を部門別に分ける
  • 単純個別原価計算:工場全体の製造間接費を総括配賦する

部門別計算の目的

  1. 正確な製品原価の計算
  2. 原価管理

部門設定時の留意点

  1. 正確な製品原価の計算ができる分け方 →作業の性質で一致させる
  2. 原価管理ができる分け方 →権限と責任で一致させる
  3. 計算経済性部門の数を一定に抑える
  • 注意:作業の性質での区分権限・責任での区分が一致していない場合がある

部門の分類

  • 製造部門
    • 主経営部門
    • 副経営部門
  • 補助部門
    • 補助経営部門
    • 工場管理部門
  • 補足:補助部門のうち補助経営部門は、相当の規模となった場合には計算上製造部門として取り扱う

第 1 次集計、第 2 次集計、第 3 次集計

  • 部門別計算は第 1 次集計、第 2 次集計、第 3 次集計の 3 つのステップで行われる
  • 第 1 次集計:費目別間接費を部門個別費と部門共通費に分け、部門共通費を部門個別費に配賦すること
  • 第 2 次集計:補助部門費製造部門費配賦すること
  • 第 3 次集計:製造部門費各製品配賦すること

第 1 次集計

第 1 次集計とは

  • 費目別間接費を部門個別費と部門共通費に分け、部門共通費を部門個別費に配賦すること

第 1 次集計の会計処理

  • 部門個別費特定部門に直接跡付けられる原価)→ 当該部門に賦課
  • 部門共通費特定部門に直接跡付けられない原価)→ 関係部門に配賦
    • 配賦基準:相関性・経済性・共通性を留意して選択
  • 第 1 次集計後の各部門費=部門個別費+部門共通費の配賦額

部門共通費の配賦方法

  • 原価要素別配賦法 →最頻出
  • 原価要素群別配賦法
  • 一括配賦法

第 2 次集計

第 2 次集計とは

  • 補助部門費製造部門費配賦すること

第 2 次集計の目的

  1. 合理的な製品原価の計算
  2. 原価管理・責任会計に資するため

第 2 次集計の方法

  1. 直接配賦法
  2. 階梯式配賦法
  3. 相互配賦法
    • 簡便
    • 連続配賦
    • 連立配賦
コスト 厳密性 計算が簡単
直接配賦法
階梯式配賦法
相互配賦法(簡便法)
相互配賦法(連続配賦法)
相互配賦法(連立配賦法)
  • 結論:
    • 論点としてテストに出る階梯式配賦法、相互配賦法(連立配賦法
    • 実務でよく使われる:直接配賦法

予想される問題

  • 部門別計算の第1次集計
  • 部門別計算の第2次集計(階梯式配賦法・連立配賦法)

今日やったこと

  • 管理会計論の部門別計算の論点
  • 管理会計論これまでのまとめ
  • 財務会計論(計算)の売価還元法・退職給付会計・企業結合の復習
  • 練習問題

明日やること

  • 管理会計論の部門別計算の続きの論点
  • 財務会計論(計算)の復習
  • 財務会計論(理論)の復習