財務会計論(計算)

連結会計その8 資本連結(取引関連費用)、成果連結(未達事項) (2020年8月2日・財務会計論)

短答式試験まで 292 日

論文式試験まで 381 日

取引関連費用(資本連結)

考え方

  • 個別財務諸表上と連結財務諸表上で費用の取り扱いが違う
  • 個別財務諸表上:取得原価に含める
  • 連結財務諸表上:発生年度の費用にする
  • 支配獲得時にかかった費用は販管費追加取得時にかかった費用は営業外費用である。

一括取得の場合

  • 取得関連費用 XXX / 子会社株式 XXX
    資本合計   XXX / 子会社株式 XXX
    のれん    XXX / 非支配株主持分 XXX

段階取得の場合

  • 支配獲得前の費用:段階取得に係る損益と合体する
  • 支配獲得時の費用:連結上の当期費用に計上
  • 取得関連費用 XXX / 子会社株式 XXX
    子会社株式  XXX / 段階取得に係る差益 XXX
    資本合計   XXX / 子会社株式 XXX
    のれん    XXX / 非支配株主持分 XXX

追加取得の場合

  • 追加取得時の費用は、取得関連費用として費用計上
  • 取得関連費用  XXX / 子会社株式 XXX
    非支配株主持分 XXX / 子会社株式 XXX
    資本剰余金   XXX

一部売却の場合

  • 結論、いつもどおりやってしまって構わない
  • なぜなら、売却にかかる費用は個別上でも費用計上されているし、取得時にかかった費用は、個別上と連結上の売却益の修正に含まれているから。

未達事項(成果連結)

考え方

  • 親子間で取引が未達の場合、個別上では修正を行わない。しかし、連結上では修正する。
  • 4種類の未達がある
    • 商品の送付未達(前期末
    • 商品の送付未達(当期末
    • 代金決済の未達(前期末
    • 代金決済の未達(当期末

前期末の商品の送付未達

  • 未達分の商品と買掛金は、当期中に届くので、B/S上変更はなく仕訳なし
  • 内部取引の相殺・未実現利益の消去・債権債務の相殺は、未達整理後の額で行う
  • 貸倒引当金の修正個別上の債権額修正前の額)で行う
  • 売上原価 XXX / 買掛金 XXX
    商品   XXX / 売上原価 XXX

当期末の商品の送付未達

  • 未達分の商品と買掛金を増やす
  • 内部取引の相殺・未実現利益の消去・債権債務の相殺は、未達整理後の額で行う
  • 貸倒引当金の修正個別上の債権額修正前の額)で行う

前期末の代金決済の未達

  • 未達分の売掛金・受取手形と現金は、当期中に届くので、B/S上に変更はなく仕訳なし
  • 貸倒引当金の修正個別上の債権額修正前の額)で行う

当期末の代金決済の未達

  • 未達分の売掛金・受取手形と現金を、増やす
  • 債権債務の相殺は、未達整理後の額で行う
  • 貸倒引当金の修正個別上の債権額修正前の額)で行う

予想される問題

  • 子会社株式取得時の取引関連費用に関する問題
  • 未達事項の整理に関する問題

今日やったこと

  • 成果連結の続きの論点
  • 資本連結の続きの論点
  • 昨日の復習

明日やること

  • 成果連結の練習問題
  • 資本連結の練習問題
  • 連結会計の続きの論点