短答式試験まで 219 日
論文式試験まで 308 日
目次
公認会計士試験における企業法の位置づけ
企業法とは
- 会社法:90%
- 金融商品取引法:10%
- 商法:10%
短答式試験と論文式試験の違い
- 短答式
- 問題数:20問以内
- 配点:100点
- 出題内容:条文の正誤、判例の正誤(結論だけ)
- 論文式
- 問題数:大問2問
- 配点:100点
- 出題内容:結論だけでなく、条文の趣旨や判例の理由が問われる
- 法令等が配られる
会社の特徴
3つの特徴
- 「会社」とは:会社法により設立された、営利を目的とする社団法人
- 法人性:会社は法人とされる
- 社員:会社に対する出資者であり、会社の構成員
- 社団性:会社は社団であると解される
- 営利性:会社は営利性を有すると解される
- 営利性とは:利益を獲得し、かつ、社員に対して分配すること
会社の種類
社員
- 株式会社の社員を株主という
- 社員権の持つ2つの権利
- 1.自益権:会社から経済的利益を受けることを目的とする権利
- 2.共益権:会社経営に参加することを目的とする権利
- 株式会社の社員権:株主権
- 社員の2つの責任:
- 1.社員の会社に対する責任
- 2.社員の会社債権者に対する責任
直接責任と間接責任、無限責任と有限責任
- 直接責任:直接弁済する責任
- 間接責任:社員の出資した財産が会社の財産になり、会社債権者に対する担保になることで間接的に会社債権者に対して責任を負う
- 無限責任:自己の全財産をもって会社債権者に債務を弁済する責任
- 有限責任:一定の額を限度に会社債権者に対して債務を弁済する責任
会社の種類
- 株式会社:所有と経営の一致
- 持分会社:所有と経営の分離
- 合名会社
- 合資会社
- 合同会社
公開会社と非公開会社
- 公開会社:全部又は一部の株式に、譲渡制限を設けていない株式会社
- 非公開会社:全部の株式に、譲渡制限を設けている株式会社
株式会社
株式会社の2大特質
- 株式
- 株式とは:均等に細分化された割合的単位の形をとる株式会社の社員たる地位
- 間接有限責任
- 株主有限責任の法則:会社に対して株式の引受価額を限度に出資義務を負担する責任を負うのみ
資本金制度
- 資本金制度の趣旨:会社債権者を保護するため
- 資本原則
- 資本充実の原則
- 資本維持の原則
- 資本不変の原則
機関
機関とは
- 会社の意思決定や活動をする者として法により定められている自然人または自然人により構成される会議体
用語
- 公開会社
- 大会社:下記のいずれか
- 1.資本金が5億円以上
- 2.負債の部に計上した額が200億円以上
機関設計
- 4分類:
- 公開大会社
- 公開非大会社
- 非公開大会社
- 非公開非大会社
- 機関の設置:株主総会と取締役
今日やったこと
- 財務会計論(計算)の金融商品の練習問題
- 財務会計論(理論)のまとめ
- 企業法の入門論点
- 答案練習
明日やること
- 財務会計論(計算)の練習問題
- 管理会計論の練習問題
- 企業法の入門論点