短答式試験まで 309 日
論文式試験まで 398 日
目次
非支配株主持分があるときの支配獲得時の連結修正仕訳(連結会計)
- 投資と資本の相殺消去
- 資本金 XXX / 子会社株式 XXX
資本剰余金 XXX / 非支配株主持分 XXX
利益剰余金 XXX
評価差額 XXX
のれん XXX
- 資本金 XXX / 子会社株式 XXX
非支配株主持分があるときの当期純利益の連結修正仕訳(連結会計)
連結上の表示方法
- 子会社の当期純利益は、親会社株主に帰属する金額と非支配株主に帰属する金額にわけて表示する
連結 P/L | 連結 B/S | |
---|---|---|
親会社株主分 | 親会社株主に帰属する当期純利益 | 利益剰余金 |
子会社株主分 | 非支配株主に帰属する当期純利益 | 非支配株主持分 |
仕訳
- 子会社が損失計上時は、連結上の利益をプラス。利益計上時は連結上の利益をマイナス。
- 当期に子会社が計上した純損益の按分
- 非支配株主に帰属する当期純損益 XXX / 非支配株主持分ー当期変動額 XXX
- 前期以前に子会社が計上した純損益の按分
- 利益剰余金ー当期首残高 XXX / 非支配株主持分ー当期首残高 XXX
B/Sへの計上
- 非支配株主持分:常に、連結上の子会社資本×非支配株主持分比率
- 利益剰余金:親会社の利益剰余金+(子会社の)取得後剰余金
解き方
問題の出し方は2つ
- 連結財務諸表上の指定された項目を答える
- タイムテーブルを作って解く
- 連結精算書を作成する
- 仕訳をする
- 仕訳を精算書に写す
- P/Lの親会社株主に帰属する当期純利益の修正項目を求める
- P/Lの親会社株主に帰属する当期純利益の修正項目をS/Sに写す
- S/Sにおいて、利益剰余金期末残高の修正項目を求める
- B/Sの利益剰余金のマイナス項目に、S/Sで求めた利益剰余金期末残高の修正項目を写す
- 連結財務諸表の値を計算する
段階取得(連結会計)
段階取得とは
段階取得とは、支配獲得までに2回以上に渡って子会社株式を取得すること。
持分法の適用を行わない場合
- 支配獲得日に、それまで持っていた株を時価で計上し直す。
- 当期:支配獲得時に発生した損益は、「段階取得に係る損益」勘定に計上。
- 前期以前:発生した段階取得に係る損益は、「利益準備金ー当期首残高」の調整項目である。
予想される問題
- 当期純利益の非支配株主持分計上
- 持分法の適用を行わない場合の段階取得問題
今日やったこと
- 連結会計の基本の続きの論点
- 連結会計及びその他練習問題
明日やること
- 連結会計の続き(追加取得・一部売却)
- 練習問題