第 1 回短答式試験まで 175 日
論文式試験まで 432 日
目次
4種類の減価償却法(有形固定資産)
- 定額法
- 定率法
- 生産高比例法
- 級数法
200%定率法(新定率法)について(有形固定資産)
200%定率法の償却率
200%定率法の償却率=1÷耐用年数✖200%
200%定率法が採用された背景
お金の循環を促すため
- 200%定率法を採用する
- 利用開始早々に費用に計上される
- 純利益が減る
- 節税になる
- 節税した分を設備投資にまわすことができる
- 世の中のお金の循環が早くなる
- 景気がよくなる(はず)
生産高比例法について(有形固定資産)
生産高比例法を使う場面
車など、利用量に応じて減価償却費した方が実体を反映している固定資産の減価償却を行うとき。
生産高比例法の注意点
月割計算を行わない。
級数法について(有形固定資産)
級数法の総項数
総項数=\frac{n(n+1)}{n}
減価償却費で想定される問題(有形固定資産)
- 建設仮勘定を使った建物の取得
- 投資不動産勘定
- 値引での固定資産取得
- それぞれの計算方法での減価償却費の計算
- 減価償却費の記帳方法を直接法から間接法へ変更
固定資産の売却・除却(有形固定資産)
売却・除却損益の財務諸表の表示区分
特別損益→毎期起こるようなものではないから。
火災(有形固定資産)
火災発生時の処理
- 火災未決算勘定で処理する。
- 火災未決算勘定は、決算を挟んでもよい。B/Sに記載しても問題ない。
保険金確定時の処理
- 利益:保険差益
- 損失:火災損失
- どちらも特別利益・特別損失
改良と修繕(有形固定資産)
問題文に記載がない場合の資本的支出額の算出方法
資本的算出=修繕に要した支出額✖\frac{延長耐用年数}{修繕後の耐用年数}
圧縮記帳(有形固定資産)
圧縮記帳の対象となる2つの特別利益
- 国庫補助金受贈益
- 保険差益
圧縮記帳の意味
今期の特別利益を帳消しして、今期の法人税を減額するかわりに、来期以降の減価償却費を減額し、来期以降の法人税を増額する。
今日やったこと
- 減価償却方法の種類
- 固定資産の売却・除却
- 火災時の処理
- 改良と修繕
- 圧縮記帳
- 工業簿記の復習・まとめ
明日やること
- 今日やった範囲の練習問題
- 有形固定資産の残りと無形固定資産